美容師こそ退職代行がおすすめ!?
美容師は職業柄、早い段階で翌月までシフトが決まっていたり、指名の予約が埋まっていることが多いため、退職の意思をなかなか言い出せないことがあります。
また、アシスタントの場合は、教わっている手前申し訳なさから言い出しにくい方も多いです。
そんな美容師におすすめなのが退職代行です。
ここでは退職代行の利用方法とメリットについて紹介します。
退職を検討した方が良い美容室の特徴
アシスタントを含む美容師が辞めたいと思う理由はさまざまですが、辞めたくなる理由として多く挙げられる6つの理由を紹介していきます。
残業代が支払われない(無賃労働時間がある)
美容師は労働時間が長く、特にアシスタント時代はカットやカラーの練習を勤務前後に行うことがほとんどです。
練習の場合、残業代が支払われないことがあります。
また、スタイリストになった後も時間内で終えられなかった分は自己責任とみなされ、残業代が支払われないことが多いようです。
体調不良時の休みが認められない、有給が認められない
美容師は担当制のため自分が休むと代わりがいないという理由で、なかなか休みが認められなかったり、繁忙期は有給が認められないケースも多く、プライベートが充実しないという声も多く耳にします。
労働時間(拘束時間)が長い
美容師はお昼休憩がなかなかとれず、勤務中は接客をしているため勤務終了後に他業務を行うなど、拘束時間が長いことも退職理由として挙げられます。
また、アシスタントの場合練習時間も長く、拘束時間が長いことから、アシスタントの状態で退職を決める人はかなり多くいるようです。
給与が安く、生活がキツイ
美容師は固定給が低く、指名料等のインセンティブが加算されるケースが多くなっており、アシスタントやスタイリストになりたての時期は業務量に給与が見合わず退職を検討する人が多いです。
また、都内の美容室に憧れ上京してきた人は家賃が高く生活がきついという声も多くあります。
人間関係や上司のパワハラ
美容室は縦社会の傾向があるため、上司やスタッフ同士との関係がうまく築けず、コミュニケーションもとれないなど人間関係に悩む人も少なくありません。
小規模美容室だと人間関係が悪化することで働きづらい環境になりやすい一方、大きな美容室だとスタッフの人数が多いことでぶつかりやすかったり、上司との時間が取れず相談できないなど、それぞれが人間関係に悩みを抱えています。
アシスタント期間が長い
どの美容室でもアシスタントは練習時間も多く、期間も長くなる傾向があるため、辛く感じる人も多いようです。
美容師になりたかったけど、想像以上にアシスタント期間が長く辛く、スタイリストになる前に辞めてしまう人も多いのが現状です。
美容師が退職を言い出しにくい理由
「辞めたいけど言い出せない・・・」「タイミングが・・・」という声も少なくありません。
なかなか退職を言い出せない理由を紹介していきます。
慢性的な人手不足
美容師は担当制のため自分の代わりがいないことから、次が見つかるまで退職を引き止められることが多いようです。
スタイリストと比較すると、アシスタント期間の方が退職を認められやすい傾向があります。
上司と話す時間がとれない
美容師は店長も接客していることが多く、朝から晩まで予約が埋まっていると、なかなか店長や上司とゆっくり話す時間がとれず、退職の話どころか、相談することすらできない環境であることが多いようです。
育ててもらった恩を考えると・・・
アシスタント期間だと、業務時間外に指導してくれている上司がいることから育ててもらった恩を考えると申し訳ない気持ちからなかなか辞めたいという思いを言い出せなかったり、退職を申し出てから指導者との関わり方に悩んでしまう方も多いようです。
アシスタントのまま退職し、転職できるか不安
美容師はアシスタント期間を経てスタイリストとなるため、アシスタント期間に退職してしまうと、美容師としての実践的な技術が身についていないため、転職で不利になる傾向にあります。
そういったことを考慮すると、スタイリストになるまで頑張るか悩むスタッフも多いようです。
退職代行を利用するメリット
ここまで述べてきたように、美容師はなかなか退職を言い出せない傾向にあります。
そんな時は、自分の代わりに退職の意思を伝えてくれる退職代行を利用するのもひとつの手段です。
退職代行はどんなメリットがあるのか、解説していきます。
直接上司へ伝える必要がない
退職代行を利用した場合、自身で直接上司に伝える必要がないため、タイミングを伺ったり、面倒なやりとりを避けることが可能です。
よくある引き止めや退職を拒否されるなどのやりとりも代行してもらえるため、精神的負担はかなり軽減できます。
即日での退職が可能
退職代行を利用した場合、依頼した当日もしくは翌日より出社の必要はないため、即日での退職が可能です。
退職を伝えてから上司や同僚とどう接したらいいのか・・・などの不安を抱えている人も退職代行であれば心配ありません。
退職に伴う手続きのやりとりをする必要がない
退職に必要なやりとりは全て代行してくれる上、書類発行依頼や郵送依頼も対応してくれるため直接会社に出向いて手続きをする必要はありません。
全て郵送での対応が可能なため、顔を合わせたくないという方にもおすすめです。
退職後のキャリア
退職時に抱える不安の一つとして、退職後のキャリアが挙げられます。
美容師は国家資格のため、資格を活かせばさまざまな仕事に転職が可能です。
美容師を継続する
ひとつめは美容師としての仕事を継続できる他の美容室への転職です。
現在の職場での悩みを解消できるよう、応募要項をしっかり確認したり、実際に美容室を訪れ働く環境の雰囲気を事前に調査することも重要です。
条件に合った職場を探すために、人材紹介会社を利用することも手段のひとつです。
美容師資格を活かして別業界へ転職する
美容師は資格を活かしてさまざまな仕事に転職することが可能です。
資格は活かしながら、美容師ではなくアイリストやヘアスタイリストへ転職する方も多いようです。
美容師の資格は活かしたいが、美容師としての仕事は自分に向いていない、一度別の仕事をしてみたいという方はこういった職業に挑戦してみるのはどうでしょうか。
別業界へ転職する
全く別の業界へ転職するという選択もひとつです。
美容師を目指してきたが、実際に働いてみることで本当にやりたいことではなかった、向いていなかったと考える人も少なくないでしょう。
アイリストやエステティシャン、美容商品の開発・販売など美容に携わるさまざまな職業を選択肢として転職先を探すことで働き方の視野がさらに広がるでしょう。
「ヤメドキ」では、転職サポートも行っているため美容室のみでなく、多くの職業紹介が可能なためそういったサポートを活用することでより自分に合った仕事を見つけることもできるでしょう。
美容師が退職代行を利用する時の注意点
退職代行は、自ら上司とやり取りすることなく退職できる点や最短での退職が実現できるなどメリットも多く挙げられますが、そんな中で注意点もあります。
どういった注意点があるのか解説していきます。
転職が不利になる可能性がある
前述のように、スタイリスト期間に退職することで転職が不利になる可能性があります。
雇用側が「すぐに辞めてしまうのではないか」という不安を抱える可能性もあるため、どういった理由で前職を退職したのかなどをしっかりと面接時に伝えることも重要です。
スタイル写真が使えなくなる
前職で担当していたお客さんのヘアスタイルやヘアセットをモデルとして活用することはできません。
店舗の情報漏洩およびお客様のプライバシー侵害にも値するため、場合によっては損害賠償を請求される可能性があるので注意しましょう。
費用が発生する
退職代行は、2〜5万円の料金設定がほとんどです。
決して安い金額ではないため、依頼する際は金銭面も考慮する必要があります。
料金設定は会社によってさまざまですが、ホームページに掲載されている金額の他に追加料金が発生する会社もあるためしっかりリサーチしましょう。
「ヤメドキ」では、一切の追加料金はなく、24,000円と比較的安価な設定、かつ成果報酬(後払い)制度のため、安心して依頼することが可能です。
まとめ
美容師は、多忙かつ責任者も接客に携わっているためなかなか退職の相談ができない環境にあるため、すぐの退職が認められない影響で退職代行を活用する人が増えています。
退職したいが迷っている、言い出せないという悩みを抱えている人は、退職代行を利用するメリット・デメリットを考慮し、まずは無料相談をしてみてはいかがでしょうか。
うまく退職代行や転職サポートを活用し、次のステップアップを目指しましょう。