- 病気やケガで働けなくなってしてしまったけど、どうすればいいの?
- 傷病手当って聞くけど、本当にもらえるの?どうやって?
本記事では、こんな不安を抱えている、あなたのための情報をまとめています!
- 支給条件
- 支給期間
- 支給金額
- 申請の手順
傷病手当の公式ページではかなり複雑に記載されていますので、本記事ではできるだけ簡潔にわかり易く記載しています!
10分程度で読めると思いますので是非参考にしてください!
病気やケガで働けない人は必ず読むべし!
傷病手当金とは?
傷病手当金とは、病気やケガで働けなくなった際に収入の補償を提供する制度です。
この手当は、勤務が不可能な期間の経済的な支援を目的としています。
傷病手当金が受け取れる条件とは?
1.健康保険に加入していること
2.働けない状況にあること
3.業務外の傷病が原因であること
4.連続する3日間を含み4日以上仕事を休んでいること
5.休んだ日に給与の支払いがないこと
1.健康保険に加入していること
以下の保険証を持っている方が対象となります。
国民保険に加入している場合は傷病手当の申請はできないの?
国民保険は管轄が違うから申請できないんだ
2.働けない状況にあること
「働けない」という状況は、医師の専門的な目で判断されるため自己判断ではなく、病院での受診が必須となります。
会社に傷病手当の申請をする際に診断書の提出を求められるケースがほとんどですので、診断書は取得しておいた方が良いでしょう。
会社に長期で休む場合にも診断書はいらないって言われたんだけど、それでも診断書は取得した方がいい?
会社が診断書は必要ないっていうことであれば取得する必要はないよ
3.業務外の傷病が原因であること
業務外で起きた傷病なら、医師の診断書をもって「働けなくなった」ということを証明すれば申請できます。
ただ、美容整形のように本来の「傷病」とは異なる治療や手術は、この手当の対象外です。
仕事中や通勤途中でケガをした場合は、傷病手当金ではなく労災保険が適用されます。
傷病手当はケガでしか申請できないの?
身体的、精神的な病気でも申請ができるよ
パワハラやセクハラによって、精神的に働けなくなってしまった場合は業務内になるから申請できないよね?
自分でそれが原因だと決めつけてしまっている方が多いみたいだけど、精神疾患は何か1つのことが原因で症状が発症することは少ないみたいだから、まずは、傷病手当金受給サポートの無料相談をしてみるといいかもね
ありがとう!相談してみるよ!
4.連続する3日間を含み4日以上仕事を休んでいること
病気やケガで働けなくなった日を含めて連続した3日間仕事を休む、この期間を待機期間と呼びます。
待機期間には、週末や祝日、有給休暇などの休業日も含まれます。
この3日間を経ても継続して働けない場合、4日目から傷病手当金の支給が開始されます。
5.休んだ日に給与の支払いがないこと
休んだ日に会社から給与が支払われていない場合に、この手当を受け取ることができます。
しかし、給与が支払われていたとしても、その額が傷病手当金より少なければ、その差額分を傷病手当金としてもらうことができます。
傷病手当はいつからいつまでもらえる? 給付期間について
給付期間は1年6ヶ月です。
給付期間中に働いて給与支払いがある場合にはその期間は1年6ヶ月に含まれません。
傷病手当金はいくらもらえる? 計算方法とシミュレーション
傷病手当の支給金額は健康保険の加入期間によって変わります。
「12カ月以上」と「12カ月未満」で、計算方法が異なるので
傷病手当金の支給額を知りたいなら、まずは自分がどちらのケースに当てはまるのかチェックすることが大切です。
加入期間に応じて、どうやって支給額が決まるのかを一緒に見ていきましょう!
傷病手当受給額シミュレーション
(単位:円)
約 00 円です。
約 00 円です。
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支給開始日以前の加入期間が12カ月以上の場合
傷病手当金が初めて支給された日以前の12カ月間における「標準報酬月額」の平均額を算出します。
それを30で割って日給を出し、その日給の2/3の金額が1日当たりの支給額となります。
【支給開始日の以前12カ月間の各標準報酬月額を平均した額】÷30日×(2/3)
支給開始日以前の加入期間が12カ月未満の場合
支給開始日以前の健康保険加入期間が12カ月未満の場合は、次の2パターンのうち、どちらか低い方を採用して計算します。
【(1)もしくは(2)のいずれか低い方】÷30日×(2/3)
(1) 支給開始日が属する月以前の直近の継続した各月の「標準報酬月額」の平均額
(2) 「標準報酬月額」の平均額
標準報酬月額とは、毎月の給与など被保険者が受け取る報酬の月額を50の等級に区分したものです。(2)は、支給開始日が2019年4月1日以降の場合、30万円と決められています。
傷病手当金をもらう5ステップ! 申請の流れと必要書類
申請の流れをシンプルな5ステップに分けて詳しくご紹介します。
【ステップ1】病院に行き診断書をもらおう
長期間会社をお休みする場合には診断書の提出を求められるケースがほとんどですので、まずは診断書を取得しましょう。
【ステップ2】会社に傷病手当申請の旨を伝えて傷病手当金支給申請書を送ってもらおう
弊社では、直接電話やメールするのが難しい方々に向け、書面で傷病手当の申請を会社に伝えるための「傷病手当受給依頼書」のテンプレートを用意しております!
- 傷病手当受給依頼書
- 病院からもらった診断書
上記2点をお勤め先に郵送し、自宅に傷病手当金支給申請書が届くのを待ちましょう!
(職場からの連絡を提携先の社労士事務所にすることも可能です。)
【ステップ3】医師に傷病手当金支給申請書の医師欄を記入してもらおう
被保険者欄を記入したら、再度通院し、医師に傷病手当支給申請書の医師欄を記入してもらいましょう!
【ステップ4】傷病手当金支給申請書の被保険者欄を記入しよう
職場から傷病手当金支給申請書が自宅に届いたら、被保険者記入欄を記入しましょう!
傷病手当金支給申請書の記入テンプレートを用紙しております。
是非参考にしてください!
【ステップ5】各保険組合宛に必要書類を提出しよう
必要書類がすべて揃い、準備が整ったらお勤め先が加入している各保険組合に書類を提出しましょう!
弊社サービスを利用すると、提携先の社労士事務所が提出を代行します!
必要書類はこちら
ここまでで、1回目の申請が完了です! あとは、審査結果を待つだけです!
社労士に依頼するとどんなメリットがあるの?
・会社に直接傷病手当の申請をするのが気まずい
・会社に言いずらい
という方が社労士に依頼するケースがとても多いよ
なるほど!
傷病手当の申請が完了したら、そのまま退職代行の依頼をしても大丈夫?
1回目の傷病手当の受給が完了してからそのまま退職代行を依頼する人がとても多いよ
退職代行ヤメドキで傷病手当のサポートを受けると退職代行は無料になるからオススメだよ!
傷病手当受給サポートを利用するメリット
サポート利用したほうが安心して
傷病手当の受給ができそうだ!
傷病手当金申請の際の必要書類
基本的に傷病手当金申請の必要書類は
- 傷病手当金支給申請書
1点のみです。
傷病手当金の申請期限
申請期限は仕事を休み始めた翌日から2年です。
たとえ受け取れる条件が整っていても、この期限を過ぎてしまうと受給できなくなってしまいます。
傷病手当金の申請を悩んでいる方々は早めの申請をおすすめします。
退職後の継続給付について
【継続給付が可能になる条件】
- 退職前日まで、少なくとも1年以上は健康保険の被保険者であること
- 退職する時点ですでに傷病手当金の支給を受けていること
- 退職後も引き続き同じ病気やケガで仕事ができない状態が続いていること
ここで重要なのは、「資格喪失日」=「退職日の翌日」になることです。
また、退職後に新しい職場で働き始めた場合は、傷病手当金の継続給付を受けることはできなくなります。
傷病手当に関するよくあるQ&A
よくある質問は下の画像をタップ
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まとめ
傷病手当金は、病気やケガで働けなくなった会社員や公務員が経済的な支援を受けるための制度です。
この手当は、働けない期間の生活費を補助することを目的としています。
受給資格は、健康保険に加入していることが基本条件で、業務外で発生した病気やケガが対象です。
申請には、傷病手当支給申請書が必要となります。また、支給開始までには3日間の待機期間が設けられており、その後に続く休業日から手当が支給されます。
給付期間は、合計で最大1年6ヶ月まで給付が可能です。
この制度を利用することで、病気やケガの治療に専念できるよう、経済的な不安を軽減することが可能です。
したがって、健康保険に加入している方は、この制度の存在を知っておくと、万が一の際に大きな助けとなるでしょう。